Roberto Ayala
アルゼンチン代表歴のある元サッカー選手
フルネーム : Roberto Fabián Ayala (ロベルト・ファビアン・アジャラ)
生年月日 : 1973年4月14日
出身地 : Paraná, Provincia de Entre Ríos (パラナ、エントレ・リオス州、アルゼンチン)
身長・体重 : 177cm・75kg
ポジション : センターバック
1992〜94 : フェロ・カリル・オエステ
1994〜95 : CAリーベル・プレート
1995〜98 : SSCナポリ (イタリア)
1998〜00 : ACミラン(イタリア)
2000〜07 : バレンシアCF (スペイン)
2007 : ビジャレアルCF (スペイン)*1
2007〜10 : レアル・サラゴサ (スペイン)
2010 : ラシン・クラブ
1994年11月16日 : チリ共和国戦で代表デビュー
1996年 : アトランタオリンピック 準優勝
1998年 : フランスワールドカップ出場 (ベスト8)
2002年 : 日韓ワールドカップ出場 (グループリーグ敗退)
2004年 : アテネオリンピック 優勝
2006年 : ドイツワールドカップ出場 (ベスト8)
アルゼンチン代表としては1996年アトランタオリンピックメンバーから順調にA代表に進み、アルゼンチン代表不動のセンターバックに成長かと思われたが、イングランドのマイケル・オーウェンの派手なデビューシーンで、毎回抜かれてしまうのがアジャラ、という気の毒な役回り。
SSCナポリでは活躍できたものの、ACミランではカップ戦要員となってくすぶっていたところを、エクトル・クーペルがバレンシアCFに呼んだ。2001-02シーズン、リーガ・エスパニョーラ優勝。2002年FIFAワールドカップでは雪辱を誓ったものの、初戦のナイジェリア戦直前で故障により欠場してしまい、アルゼンチンの1次リーグ敗退により不出場のまま終わってしまった。2003年から開始された南米予選では出場している。
タフで空中戦に強く、身体能力の高いディフェンダー。リベロもセンターバックもストッパーも出来る万能さを誇るが、何しろプレーが汚い。アルゼンチン伝統のアマリージャというと、シメオネを思い出すが、その系列と言って良いかもしれない。が、身体能力の高さ故「ずるがしこい」というよりは単に「汚い」ように見える場合がある。軽く肘打ちしただけで、一人前の選手が2〜3メートルふっとぶことがあるという格闘派。元々気性の激しい性格でカッとすることもよくあったが、最近ではイエローカードの数などを気にできるようになるなど、冷静にプレーするようになった。
2011年1月、現役引退を表明。