第68話 僕は 自転車を装備し「ワットプノン」へ パブストリートのトンレサップ川側に、プロレスラーの様な体躯の店主のいる 貸し自転車屋さんがあった。 実は前に マラッカで自転車を借りようとした時に、パスポートを預けなければならず、 (自転車借りるだけの為に、命の次に 大事なパスポートを預けられるか!!) と、僕は憤慨し 借りるのをやめた事がある。 「パスポートを預かります。」と言われて 僕は 例の如く「パスポートのコピーじゃ駄目?」 とパスポートのカラーコピーを出すと " 信じられない!" と言う顔をされて、 まだ15、6歳くらいの若者の店主に 「おとといきやがれ!」的な事を言われた。 今考え…