ムハンマド・イブン・アブドゥル・ワッハーブ(1703年〜1791年)のこと。 アラビア半島中部、ネジド地方の出身。イスラム教の一派、ワッハーブ派の開祖。 イスラム法学者の家に生まれ、自身も法学者となり、長じてからは信仰の純化を唱えてサラフィー運動(ワッハーブ主義)を起こした。 後、ディルーヤを支配するサウド家の庇護を受け、サウド家はアラビア半島統一を目指すこととなる。