わたしの城下町 ワーナー・パイオニア 「渡辺晋物語」には渡辺プロダクションの出資先であったレコード会社のワーナー・パイオニアについても詳しく書かれてあった。昭和40年代初頭には日本で外資との合弁レコード会社がいくつも設立された。この当時、途上国の日本では100%外資の子会社設立は認められていなかった。それで合弁でCBSソニーや東芝EMI、日本グラモフォン、日本フォノグラムが設立されたという。 この流れで渡辺プロダクションも米国のワーナー・ブラザーズと合弁でワーナー・パイオニアを設立する。出資の比率はワーナー・ブラザーズ50%、パイオニア25%、渡辺プロダクション25%であった。 渡辺プロダクシ…