ヴォルビリスは、紀元前1世紀から紀元後2世紀にかけてモロッコに建設された17のローマ植民地のうち最大の規模で、 ユネスコ世界遺産の一つでもある。 遺跡は海辺やフェズ川の河口から遠く離れた場所に位置する。 当時、これは西ローマ地中海帝国の非常に重要な場所だったと考えられる。 人口は70万人を超え、主に奴隷であった。 構築物だけでなく、未だに鮮やかな色彩とデザインが此処にある。 都市計画は石畳に沿って作られ、かまどの後が残る区角、オリーブを搾ったであろう場所、公衆トイレと当時の生活がそのまま見受けられる。 緩やかな坂を登った所にパリの凱旋門にコピーされたヴォルビリスの凱旋門が荘厳な姿に留めている。…