前回のコーヒーカップが変わっただけで、味のブレが生じることもあれば、ドリップコーヒーの淹れ方に慣れてきて、だいたいの感覚で淹れるようになると、粉の分量や水温などがだんだん適当になり、その時の気分で味が変わってしまうこともよくあります。 コーヒーを決まった分量、決まった時間、決まった淹れ方で抽出していると、好みの味を毎回出しやすくなりますし、味が変わった時に、何が理由なのかを突き止めやすくなります。豆によっては、水温の違いに敏感だったり敏感でなかったりします。それも、一定の淹れ方をしていると気づきやすくなります。 〈準備〉 前もって、カップやドリッパーを温めておきます。面倒な場合には、湯をかける…