今回の沖縄旅行のちょうど1年前に同じように那覇市内を観光して回っている。その時に、令和元年に発生した火災により正殿などの施設が焼失した首里城にも行ったのだが、そこに展示してあった万国津梁の鐘は、沖縄県立博物館所蔵の実物をもとに西暦2000年に鋳造当時の状態に複製したものだった。 首里城に展示されている万国津梁の鐘の複製 じゃあ、本物を博物館に見に行こうと思ったのだが、結局滞在中に時間がとれずに、見学はお預けとなっていたものである。 あれから1年・・・・ ようやくその時がやってきた。 実際の万国津梁の鐘は琉球王国時代の1458年に尚泰久王が鋳造させた和鐘で、首里城正殿の前にかけられていたそうだが…