私は万年筆が好きである。不便なので仕事では使わないが、請求書を郵送する時のあて名書きなどは万年筆と決めている。そこで使わないと、出番がないからだ。 唯一、ラジオ「サンデーフリッカーズ」(JFN)の「来週のテーマのネタ出し」の時だけ万年筆を使っているが、普段の執筆ではまったく出番がない。 でも、作家と名の付く仕事をしていると…。この、万年筆という形に魅力を感じてしまうのだ。 私の師匠にあたるMTも、モンブランの最高級万年筆で書いた原稿を、弟子にリライトさせて送っていた(字が汚くて読めないのだ。高い万年筆を使う意味が無い)。 しかし、作家=万年筆という拘りがあったのだと思う。 私はペリカン、デュポ…