万邦無比 今回は万邦無比(ばんぽうむひ)です。 他に類を見ない、比べるものがないほど優れた国、のことです。 そんな国ある? 言葉のままに聞けば無いですよね。ただ、自分の国は他国よりすごく優れているんだ、という考え方を表明する時に使う言葉です。 他国を侵略したりするイメージかな。 そういう感じですね、日本は明治維新以降、天皇と宗教を融合させる方向の思想を国家が作り上げ、1940年には「紀元二千六百年」を機に日本を「万邦無比(ばんぽうむひ)」の神国である、として戦争に力を注ぐ方向に舵を切りました。 あ、そういう感じなのね。