一日ぐっすり寝たら足の痛みはだいぶ引き、このたどたどしい足取りは骨折のせいなのか固定具による歩き辛さのせいなのか分からなくなる。とはいえやはり無神経に歩くと有神経の如く痛むので、家中の移動は掴める場所をすべて掴んでの片足立ち移動を強いられている。掴める場所と言ってもそれ用に拵えられた手すりなどは当然無いので、ドアノブ、引き出しの取っ手、鈍重な家具などを頼れるものを全て頼り手繰って歩を進めている。宇宙空間での船外活動みたいだなと思う。 _ 安静を強いられているのでベッドの上で重めの本を読んで時間を潰すことにした。今日は劉 慈欣「三体」の上1巻を読んだ。昔、冒頭部分だけ読んだことがあったのだが、そ…