職員会議などで教職員は、ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)の徹底を指導されるのだが、徹底できないことが往々にしてある。徹底すれば問題の発生を未然に防いだり、あるいは上手に問題を解決したり、組織としての力が大いに発揮されることになる。 徹底しないのは、ついうっかり忘れたり、判断の甘さ(重要視しなかった)によることがほとんどとは思うが、このような場合もある。 ある学校で経験したことだが、教職員が気の毒で校長に報告すべきかどうか迷ったことが何度もあった。いい知らせならともかく、些細なことでもそうでなかった場合にはたちまち不機嫌になりしばしば怒り出したのである。教職員が校長室に入りたがらないのも当然…