元禄9年5月8日。この度の法事(江戸での厳有院法事)につき、津金文左衛門を呼び寄せる。中村理助・川村与兵衛の閉門が赦される。元の通り小普請となる。この2人は上松奉行であったが、元禄7年9月から小普請となっていた。閉門となり、この日まで切米・扶持を与えられず。はなはだ困窮していた。