歌人。1923年生まれ。1989年、死去。
1944年、京都帝国大学医学部医学科入学。1948年、京都大学卒業、京大附属病院でインターン。
1949年、歌誌『新月』に参加。1952年京大病院と西京高校を辞職。1956年、「青の会」結成に参加。1961年、「斎藤茂吉論」により第四回群像新人文学賞受賞。1968年、「佐渡玄冬」により第六回短歌研究賞受賞。1974年、『新月』を退き、日本文芸家協会理事就任。1975年、第三歌集『湧井』を角川書店から刊行、第九回迢空賞受賞。『眩暈を鎮めるもの』により第七回亀井勝一郎賞受賞。1979年、『うつしみ この内なる自然』により第七回平林たい子賞受賞。1982年、現代歌人協会理事就任。1983年、『遊行』により第一〇回日本歌人クラブ賞受賞。1985年、『この世 この生』により第三六回読売文学賞受賞。『惜身命』により昭和59年度第三五回芸術選奨文部大臣賞受賞。日本文芸家協会理事を退き、評議員。1986年、『島木赤彦』により第三九回野間文芸賞受賞。1987年、紫綬褒章受章。第四三回日本芸術院賞受賞。1988年、小説「祝婚」により第一五回川端康成賞受賞。