ピンク映画監督。
1963年、長野県上田市生まれ。横浜放送専門学院卒。サトウトシキの助監督を経て、1989年、『最新ソープテクニック』(原題『再会』)でデビュー。コミカル、シリアスともこなす演出力の評価は高い。
ピンク映画専門誌『P・G』主催によるピンク大賞で、『猥褻ネット集団 いかせて!!』(原題『曖昧』)が、2003年度年間第一位に選出される。
2004年、アテネフランセ文化センターで「新日本作家主義列伝 Vol.10」として特集が組まれた。
上野俊哉(和光大学助教授、IMI講師、社会学者)
宮城県仙台市生まれ。
和光大学人文学部人間関係学科卒業、中央大学大学院博士課程修了。92年頃より、パンクなどの音楽と社会運動の関係や、自由メディアやスクウォッティング(空き巣不法占拠)の調査のためにアムステルダムに数ヶ月ごとに通いはじめる。96年から中部大学国際関係学部助教授、98年から現職。メディア論や文化研究を教える。サブカルチャー、メディア、「表現文化」をキーワードにこの社会からきちんと離散しつつ生きていける知恵をともにきたえあげることが研究の目標である。著書に『シチュアシオン−−ポップの政治学』(1996年 作品社)、『人工自然論』(1996年 勁草書房)、『ディアスポラの思考』(1999年 筑摩書房)『アーバン・トライバル・スタディーズ--パーティ、クラブ文化の社会学』(2005年、月曜社)などがある。
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