下呂温泉とかつての露天風呂「噴泉池」 残念ながら現在は足湯として利用 岐阜県の下呂温泉は、川の水や降った雨(天水)が断層などから浸み込んで地下深くに達し、それが地下深くで温められ、再び湧き出してきたものです。 かつて下呂温泉地内の飛騨川の河床から自然湧出していた(年代不詳) トリチウム(水素の同位体 )による調査の結果、下呂温泉のある源泉は「降った雨が地下深くに浸み込んで、それが温められて湧き出す」までの時間が40年程度であることが示唆されました。 意外と知られていないのですが、1950~1963年に海外で行われた核実験により、地球全域に人工のトリチウムが降り注ぎ、地球上を循環する水が汚染され…