ー時代が“大河の一滴”に重なってきたという実感があります。時代の変化の流れのなかで、深いふちもあるし、浅瀬もあります。最後は大河の一滴として、海に向かって動いていくという、この時代を精一杯生きるしかないというのが僕の考えです。ー 昨今の文明のあり方につき個人的には時代の抽象性が破れ具象的な實相が浮かび上がりつつあると云った印象を持ちます。 文明に於ける抽象的武装の部分の化けの皮が剝がれみんな動物としての本性が曝け出されて行くと云ったところでせうか。 ちなみにわたくしの場合は五木先生よりも多分より根性が悪ひと申しますか何せ正直ですので全部ほんたうのことを曝け出して仕舞ひますよ。 悲観⇔楽観 絶望…