整体操法の基礎を学ぶⅡ(60)上肢操法、下肢操法(その3) I先生。「今日は、下肢の操法について掘り下げてみましょう。」 坐骨操法にしても、アキレス腱部を押さえるにしても、それは足の裏が最後の負担のかかるところだからである。坐骨系統が硬くなってくると、足の裏が熱くなり火照ってくる。その多くは腎臓関係の異常である。足の裏を踏んでいると坐骨系統の硬直が弛んでくる。泌尿器系統の調整方法になる。腰椎部がむやみに硬い人は、腎臓が腫れていることがある。そこを押さえると、熱くなっている。実際に皮膚温度計で測ると、高くなっている。手でも、麻痺すると指の温度が確実に下がってくるが、化膿活点を押さえていると、その…