目が覚めると、辺りは見慣れた森の風景。 私は再生の根株の側で横たわっていました。 ゆっくり体を起こした私に気付き、2人組の男性が大丈夫かい?と声を掛けました。 エーテル酔いで倒れたと思われたようです。 戦いが終わった後には、イクサル族の兵士が一人、倒れていました。 「こんなところまで侵入してくるなんて、何者かが扇動してるって情報は本当かもな」 男性はそう呟くと、通信ができる機械を使って誰かと連絡を取り始めました。 状況を報告しているようです。 やはりこの二人も、不審者情報を調べに来たのですね。 大丈夫ー?と様子を見に来た女性に夢のことを話してみましたが、「ん?大きなクリスタル?何のことー??」…