作:光瀬龍、画:萩尾望都「百億の昼と千億の夜」1977年 しばらく前に書いた「ディラックの海」は少年チャンピオン連載のこの漫画で知った。 ポール・ディラックの本 ▶ 帝釈天の印で放たれる五条悟の無下限呪術の「無量空処」は「空」というより「エントロピーの飽和」による対象の運動停止のようだから、この概念が近いかもしれない。 (Wikipedia引用 ①) ディラックの海とは:相対論的量子力学において、ディラックの海(英: Dirac sea)とは、真空状態が負のエネルギーを持つ電子によって完全に占められている状態であるというモデル。 ディラック方程式の解が、負のエネルギー状態を持つことによって生じ…