(その1の続き) yumekake.com写真はフィリピン・セブシティのゴミ山(ダンピングサイト)から見た、対岸の大都会の光景。 向こうに見えるビル群で生活する富裕層が消費したゴミがみんなここへ運ばれ、貧困層がそれを拾って生活する。 この写真のコントラストが物語るもの、それが現実であり、どうしようもない貧富の差というものだ。 フィリピンでは近年の経済成長率とは裏腹に著しい貧富の差が広がっている。それは他の途上国、いや、先進国、というか日本だって同じ。国力を上げるために貧困層を切り捨てる。ただ、フィリピンの場合、より問題が大きいのは、その貧困層の占める割合があまりに多いこと。人口増加の要因もいわ…