[英] Doomsday clock
世界終末時計とは、アメリカ合衆国の科学誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」(Bulletin of the Atomic Scientists)が発表している、人類の絶滅(終末)を24時として、それまでの残り時間を象徴的に示している時計である。
1947年、7分前で創設。
実際の時間と連動しているわけではなく、同誌の委員会による会合によって残り時間を決めており、人類滅亡の危険性が高まれば残り時間は減り、逆に危険性が下がれば時間が増える。
当初は核戦争の脅威が時間を決める主なパラメータであったが、1989年10月号からは、気候変動による環境破壊や生命科学の負の側面による脅威なども考慮して決定されている。
2017年1月27日時点では、2分30秒前。