今更ながら、ミャンマーの軍事クーデターには、様々な思惑があり、国内の政治対立だけでなく、もちろん中国の出方もあり、今は経済制裁で、締め付けると、中国側にミャンマーを追い込むことにあるので、有効な手段がなく手詰まり状態だ。 スーチー派政権は、ロヒンギャ弾圧に加担していて、軍部の協力なくして統治できず、さらにスーチー自身の政策遂行能力が低くて、安定した国内の治安維持ができていたわけでなく、むしろ、現実的にはロヒンギャ以外で、中国のバックアップで軍隊を編成する少数民族に強硬的な対応にならざる得ない現実があった。 さらに、国際的関心は、スーチー氏の動向が目立っているが、実はレアメタルについて関心が高く…