中村哲医師が銃撃されて亡くなって4日で4年がたった。 中村さんの行いと言葉は、今も生きる、いや今こそ生かさねばという意図で『中村哲という希望』(旬報社)が出版されるので、本屋で手に取ってご覧ください。今月下旬に配本される予定です。 12月のペシャワール会カレンダーは後継者に関する中村哲さんのことばを載せている。 私はそんなに心配してないです。 というのは、ほんとに大切な生命線なら、 かれらはなんとしても守るはずです。 ペシャワール会カレンダー12月 これは大澤真幸『THINKING 「O」』創刊号(2010年)の対談からの引用だが、中村哲さんは生前、後継者について聞かれ、「私の後継者は用水路で…