<番組紹介> 明治の初めから神奈川で作られていた、ほうき。 そして幕末、横浜で生まれたハイカラな焼き物。 一度は途絶えかけた伝統をよみがえらせ、 活気づけようとする職人たちに迫る。 明治の初めから、神奈川県の愛川町、中津地区は ほうきづくりの盛んな場所だった。 高度経済成長期に電気掃除機が普及すると、 ほうきの需要は激減。伝統は途絶えかけた。 それを復活し、現代の暮らしの中で生かそうとする 職人たちのほうきづくりに迫る。 また横浜では、幕末の開港以来、 独特の和洋折衷の焼き物づくりが始まった。 何度かの危機を乗り越え、父の遺志をついて、 横浜の焼き物の伝統を守ろうとする職人の姿を描く。 <番組…
日々の生活に彩りをくれるお掃除の道具のひとつ「箒」(ほうき)。 原料から全て職人の手で作られている 「中津箒」(なかつほうき)は 伝統的な技術を残しながらも 現代の生活に馴染むよう作られています。 箒の歴史 中津箒 箒の使い方 箒の歴史 「箒」(ほうき)は、古くは神聖なものとして考えられていました。 出産を司る「箒神」(ははきがみ)という産神が宿るとされ、 『古事記』には、 「玉箒」や「帚持」(ははきもち)という言葉で表現され、 祭祀用の道具として登場しています。 「玉」は人間の霊魂のことで、 「箒持」とは箒を持って葬列に加わる人のことですから、 その時代の箒は祭祀用の道具として使われていたの…
2024年最初の展示です。 木工、金工、布、陶など様々なジャンルの作家の手による、手ぬぐい、ほうき、チリトリ、エプロン、器、額縁,スツール・・・毎日の生活にあると嬉しい物たち。 丁寧に作られた道具を持つと、使う時間も豊かで大切なものになります。 年の初め、暮らしの中にも新しい出会いがありますように。 安東桂 磯崎眞澄 亀倉響 羽尾芳郎 中津箒・吉田慎司 M‘s工房 Thistle 2024年1月19日(金)~1月28日(日)まで 23日(火)休廊 12:00~18:00 最終日は17:00まで