中華留學生が團結 眞摯な新劇擧げ 留日中華學生が母國の最尖端を行く新劇を提げ日本に紹介すると共に併せて不振を極める母國新劇運動に呼びかけるべく七十餘名團結一橋講堂に於いて眞摯な旗舉げ公演を行った(寫眞劇洪水の舞台稽古) 〔蔵書目録注〕 上の写真と説明文は、昭和十一年五月十日(日)第千七百七十一号(3) 時事寫眞新報社 として発行されたものにある。 この写真には、舞台上に男性十二名、女性九名、客席に男性二名の計二十三名が写っている。 「旗揚げ公演」とは、日付や内容から、中華戯劇協会の第一回公演のことと思われる その広告が、五月一日発行の雑誌 『テアトロ』 五月號 (第三卷 第五號)に掲載されてい…