1950年代に存在していたジャズの演奏スタイルのうち、バップにもスイングにも分類されないスタイルの総称。中間派という呼称は「メインストリーム(主流派)」という英語の邦訳であり、モダン期以前からのスタイルを継承してモダンな雰囲気の演奏をしていた人物・集団を指して言われる。ビバップというスタイルがジャズの主流になるにつれて人気は下火になっていったが、70年代から復権、コンコード・レコードを中心に同スタイルの録音が数多く残された。 命名については異説あり。