新三河物語(上)(新潮文庫)【電子書籍】[ 宮城谷昌光 ]価格: 770 円楽天で詳細を見る 【あらすじ:上巻】 今川義元は上洛の途につくと、人質の松平元康を先鋒として、織田家の猛将佐久間大学が守る丸根砦を攻撃させた。常に厳しい戦場を任されるが、家臣たちは活躍すれば元康が三河に戻ると信じて、戦いの中で命を削っていく。その中の1人、大久保一族を率いる大久保忠俊は、元康の祖父で英傑の松平清康から松平家に仕える。当時62歳、幾多の戦場を踏みながらも大きな負傷もせず、いくさの達人と呼ばれている。 猛将佐久間大学の疲れを待つ老練さを持った元康は、若いながらも祖父清康を彷彿とさせる采配振り。その傍らで敵を…