創世記1章2節の<トフ&ボフ>について考察を進めるにあたり、<ボフ>というヘブル語が旧約聖書中3か所にしか出てこない特異性が指摘されている。残り2か所を見ていこう。 >主はその上に茫漠の測り縄を張り、空虚の重りを下げる。(イザヤ34:11) ここでは<トフ>、<ボフ>と分かれて使用されているが、同一聖句中であることから、創世記1章2節との関連を読み取って良いと思う。ところで、イザヤ34章は 「主の復讐の日」 の様子を預言しているがそれは 未だ起こっていない。 >天の万象は朽ち果て、天は巻物のように巻かれる。(イザヤ34:4)>天は、巻物が巻かれるように消えてなくなり、すべての山と島は、かつてあ…