主婦になって数年。 最近気づいたこと、それは主婦と哲学の相性の良さだ。 哲学はなんだか高尚なイメージがあるけど、人生哲学という言葉があるように、いかに生きるかを問うものでもある。 生きることと密接に関わる「衣食住」の家事労働は主婦が大半担う。 そういう意味で役割自体が哲学との親和性が高いのだけど、より具体的なことを言えば、 家事労働の際、考え事をするのに適していること、それが哲学的思考をするのに合っているなと感じる。 家事は淡々とした作業という性質のものが多い。 そういう単純作業の時に音楽を聴くのも良いのだけど、案外、私は考え事の方がしっくりくる。 音楽は音楽でゆっくり聴きたいし、掃除機の音、…