図書館で借りたジーヴスシリーズの短編集。 このシリーズの楽しみ方が分かって来て、面白く仕方がない状態である。 バーティがジーヴスを雇った時の話から、前の作品で出ていた、バーティが女子高で講演した話まで。 現代人からすると、差別的と感じられる表現があったりして楽しめないかも知れないが、俺は戦後生まれ昭和生まれなので全然問題ない。 これのよいところは、主役のバーティが気のいい間抜けであることだ。貴族階級でそこそこ金持ちで遊んで暮らしているが、友達を助けようという気持ちがあるし、ケチでもない。そして間抜けであり、間抜けだと周りから言われ、自分でも認めているが卑屈ではない。 俺の知っているマンガに例え…