一般社会と同様、共同作業で物事が成立する芸能界でも「言った、言わない」「やった、やらない」等のトラブルにより、裁判に発展することは、ままあることだ。 だが、土屋アンナの主演舞台降板を巡る、舞台監督・甲斐智陽氏とのドロ沼裁判は、実に激しいものだった。 コトの起こりは2013年。 この7月に上演予定だった彼女の主演舞台「誓い~奇跡のシンガー~」の稽古に本人が参加せず、公演中止に追い込まれたとして、制作者の甲斐氏が8月、土屋に対し3000万円の損害賠償を求めたのである。 だが土屋側は「降板したのは、原案者から舞台化の許諾を得ていないことがわかったから」と主張。 甲斐氏は「とんでもない。原案者とは弁護…