*Amazonより 【あらすじ】 明治11(1978)年、両替商の野村徳七(初代)の子に生れた信之介は、他店の見習いを経て家業に従事し、日露戦争そして第一次世界大戦の相場に強気に勝負に出て連戦連勝を飾る。父の隠居に伴い明治40(1907)年野村商店を継ぎ二代目徳七と名乗る。 徳七は他社と比較して調査にお金を厭わず、人材の確保と当時は高価だった電話の増設などに踏み切って、いち早く情報を収集・分析する体制を整えた。また丁稚制度主だった採用活動に、学校教育を修めた学生出身や、女性社員を大量採用するなど、他社との差別化が図られた。 大和銀行の創設そして現在の野村證券を独立させ、また南方に進出して資源の…