乳がん治療

ご無沙汰してしまいました。 だいぶ秋らしくなったなあと思ったら、真夏日になったり。それでも朝晩はかなり寒くなってきて長袖のパジャマを着るようになりました。 昨日の夜から休薬期間に入りました～！ 減薬して2週間。その間どのような副作用が起こったかというと、 ・吐き気。 これは私経験ないんですけど、状況を話すと「つわりみたいなもの」と言った方がいました。 実際に吐くことはなく、首あたりまで何かが上がってくる感じ。3錠飲んでいた時と比べて頻度はどうかというと、あまり変わりません。 ・かゆみ これは減りました。季節的に乾燥する時期に入ったので薬でかゆいのか、乾燥してかゆいのか微妙ですが、かゆくて搔くと…

新生活に向けて、新しいウィッグを購入した話 半年間の抗がん剤治療、そして手術を経て、今月から仕事にも復帰しました。 ほわほわの髪の毛も2〜3cmくらい伸びてきています。超ベリーショート（ショートモヒカン的な？）な感じで、「こういう人もいるかも」くらいにはなってきました（伝わるでしょうか）。 でも、それは必ずしも「ありたい」姿ではなく... 人前に出る・登壇仕事の機会もある私なので、セルフイメージはやっぱり大切にした方が良いかなと考え、復帰に備えてNEWウィッグを購入することにしました。 母と一緒に、楽しくウィッグ選び 9月初旬、表参道のとあるヘアサロン（ウィッグメーカーの代理店でもある）で、い…

髪の毛・まつげ・眉毛の再生のお話 抗がん剤治療がスタートしてすぐ、ほぼすべての髪が抜けて（リンク：脱毛の記事）、ウィッグのスターターキットに加えて、ケア帽子をあれこれ買って試してみたりと、試行錯誤で過ごしてきました。 今日は、その後の髪の毛やまつげ、眉毛の再生について記録してみます。 「髪がなくても大丈夫」と思っていたけれど がん告知以降、登壇などの表に出る仕事はほぼ全てキャンセルさせてもらいました（急な依頼にもかかわらず代行してくれた先生方に感謝！）。 仕事もPCに向かっての軽度な事務作業のみ。もともとテレワークで在宅が多かったこともあり、あまり外見を気にせず病人ライフを過ごせるかなと思って…

3月からスタートした術前化学療法。私の場合は、まずは2週に1度のエピルビシン＋シクロフォスファミド（ddEC）×4クール、続いてドセタキセル（3週に1度）×4クールでした。 今回は、それぞれの副作用について、実際に体験した順位付きでお伝えします。これから治療を受ける方の参考になれば幸いです。 ddEC副作用ランキング 1位：吐き気 - 特に第1クール初日の夜！ 何といってもこれが一番辛かったです。特に【乳がん闘病記録④】抗がん剤、スタート！でも書いた通り、初回の夜は本当に大変でした。 ただし、2クール目以降は内服薬の追加等で症状が緩和され、医療スタッフの皆さんが経験を活かしてサポートしてくださ…

卒業式の前後には、にゃーちゃんの幼児クラスのミニ発表会と、ちろる達小学生の合同発表会がありました。 発表会といえば、当日の楽屋サポートやメイクなど、母の出番が多いイベント。体調や副作用と付き合いながら、どうやってこの日を乗り切ったかを記録します。 曾祖母と過ごす特別な日曜日 3月下旬の日曜日。近隣の区民センターで、にゃーちゃん達幼児クラスのバレエミニ発表会がありました。実はこの日は、ちろる達小学生クラスの合同発表会に向けた公開リハーサルも兼ねていて、一度で二つの発表会を楽しめる贅沢な日でした。 この日の特別なお客様は、95歳になる私の祖母。娘達にとっては曾祖母にあたります。伯父が車椅子で連れて…

予定よりも3日早く、明日、退院できることになりました！17日間の入院の予定が、14日間に短縮です。 2週間ぶりのシャワー✨ 術後に2本あったドレーンのうち、残っていた最後の1本が今朝抜去され、2週間ぶりに頭からシャワーを浴びることができました✨ （術後、ドレーン留置期間は「半身浴」といって、傷口に水がかからないよう気を付けながらのシャワー浴が続いていました） 鏡の前で感じたこと シャワー室の鏡で、包帯を外した胸をあらためて見て── うん、違和感なし！ 乳輪から脇にかけて10㎝ほどの傷はあるものの、同時再建のおかげで形状はほぼ以前のとおり。もちろん触った感じまで以前通りとはいかないのですが（人工…

手術から3日目の午後。 窓の外には真夏の青空が広がり、蝉の声が響いています。 病室には、穏やかな時間が流れています。 手術後に主治医の先生からお話しがあり、取り出した組織のうち、 リンパ節に1㎜の微小転移が残っていたことがわかりました。 抗がん剤がしっかり効いてくれたとはいえ、 完全に消えてはいなかったことに、やはり不安も感じます。 「切除できたのだから大丈夫」と頭では思っても、 心の奥では、これからの治療や結果を待つそわそわした気持ちがあります。 それでも、ここまで来られたことへの安堵も少しずつ感じています。 お昼ごはんのあと、風に揺れる木々を眺めながらベッドに腰かける。 窓の外に見える猛暑…