国土地理院が作っている25000分の1地図は、 日本全国がくまなく網羅されていて、その数は4414枚もある。 以前は登山者は初めての山に登る時はその地図を用意して、 コンパスで進行方向を確認しながら歩いていた。 それが、最近は紙の地図を持つ人は少なく、 ほとんどの場合GPS機能のついたアプリをスマフォに入れて、 登山道を間違っていないか現在地を確認するようになった。 それに地図を売っていた本屋もほとんどなくなってしまった。 私の場合もいつの頃か機器に頼るようになり、 つい地図も持たず、コンパスも利用せず歩くようになった。 そのせいか地図の見方も現在地の確かめ方もすっかり忘れてしまった。 もとも…