大人になって気にならなくなったこと…それを気にする漫画がpanpanyaさんの『二匹目の金魚』です。もうね、表現力が素敵すぎますよ! 『二匹目の金魚』は19編からなる短編集です。日常にある当たり前だと思っていたものに疑問を投げかけて掘り下げる…そんな話が満載でした。 例えば「メロディ」では夕方に流れるメロディの正体を追いかける話です。「制御についての考察」では電柱についている箱が気になる話です。 なぜそれがあるのか…最初は疑問に思うんですが、時間の経過とともに気にならなくなっていくんですよね。初心に返って疑問に立ち向かってみれば、そこに新しい発見があるかもしれないです。 二匹目の金魚 (楽園コ…