今年は、フランソワ・トリュフォー(1932-1984)生誕90年。 これを記念して各地のミニシアターで特集上映が開催されました。 movies.kadokawa.co.jp 「アントワーヌとコレット」(Antoine et Colette,1962)は、もともと「二十歳の恋」と題されたオムニバス映画の中の一作。30分程度の短編です。 前作「大人は判ってくれない」の主人公アントワーヌ・ドワネル(ジャン=ピエール・レオー)のその後、約3年が経過した17歳の姿が描かれた作品。 トリュフォーは、「大人は判ってくれない」が予想以上にヒットしてしまったため、その続編について「ヒットに便乗している」とみられ…