次に向かったのが玉造温泉街。 ここを目指したのは、知りたかったことをこの目で確かめてみたかったからです。 以前から古代の出雲の歴史を調べていて、興味を持った話がありました。 出雲国造は国造が亡くなるとすぐ兄弟なり子供が後を継ぎ、松江市大庭町の神魂神社で就任式を行い、一年間斎戒沐浴して天皇への献上品を持って神賀詞奏上儀礼を読み上げる。 帰ってまた一年斎戒沐浴してから上京し、神賀詞奏上儀礼を行う。(抜粋) (學生社版 2011年 岡田精司著 「新編 神社の古代史」) 出雲国造(いずものくにのみやつこ)とは、意宇郡を基板に持つ出雲国内でも勢力を持った豪族で、祭祀を司り、国司に協力して政治を行っていた…