背景 井上瑞稀さん 13年前の今日、踏み込んだこの世界はどんな色をしていましたか? 狩られたばかりの芝生のように青かったでしょうか。これから描く新地を前に真っ白な世界だったでしょうか。憧れの域が虹のようにキラキラと輝いて見えていたでしょうか。 当時まだたったの9歳だった貴方。わたしも同じく9歳でした。この時から既に嵐が好きだった私はいつの間にか貴方に出逢っていたのかもしれません。発展続きの今と違い昔は媒体の普及が凄く少なかった。 "すっごく可愛い子がいる" 柳緑花紅な貴方を遠くから見ていた記憶だけがぼんやりとあります。 それから数年。目にする度に成長を遂げゆく貴方の姿に幾度驚かされてきたでしょ…