【中古】 黄金の華/火坂雅志(著者)価格: 847 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 落魄した武家に生まれた庄三郎は教養に優れ、京都の金工、豊臣家御用の後藤家の手代として家事を取り仕切っていた。ある日、大原の雑居寝と呼ばれる奇祭で、偶然「京三長者」の1つ、角倉家の娘おたあさまと交わる縁ができた。おたあさまはその美貌から関白豊臣秀次に見初められていたが、この噂が流れると輿入れは沙汰止みとなる。豊臣家から睨まれた庄三郎は、家康から誘いがあった江戸へ、逃げるように下向する。 当時江戸はまだ鄙(田舎)で人口も5万人程度のため、後藤家も庄三郎に任せきりだった。家康から関東に流通する大判(十両)を作ること…