<産経抄>女へんの字と国際女性デー - 産経ニュース 「嫉妬」という字を先日のコラムに書いたところ、甲府市の女性から耳が痛いご指摘をいただいた。「女が病んで石になる。『しっと』は女だけの感情なのでしょうか」。女偏の字が当てられることに気分を害されたようである。 ▼正直に打ち明けると、思慮がそこまで至らなかった。うかつな筆をまずお詫びする。妄想、奸計、妨害、媚態。負の感情を伴う言葉はなるほど女の付く字が多い。作家の吉永みち子さん*1が同じ疑問に行き当たり、自著『女偏地獄*2』で考察している。 「妬み」や「嫉み」の字を「男偏に変えていただきましょうかね」(吉永)。 産経なら「じゃあ何と書けというの…