言葉は風化する 大学時代「儒教は国の立ち上げの時には大いに重要視されるが、国が栄えてくると必要とされなくなる」と教わったことがあります 明治時代の日本でも儒教を非常に重んじていたようですが、次第にフェードアウトしていきました 秦も中国を統一すると『焚書坑儒』と儒教に関する書物はすべて焼き払い、儒学者を全員生き埋めにしています その時代では素晴らしい考えも、次の時代には必要のない考え方になることは歴史上多く見受けられます 同じ時代の中国の言葉でも良し悪しは別ですが「背水の陣」「左遷」「牛耳る」など、いまだによく使われている言葉もあります また『金言』と呼ばれる『いつの時代にも風化しない素晴らしい…