復活のイエスとの出会いにより、パウロの人生は大きく変化します。心はそう簡単に変化についていけないと思います。神の御心と信じてクリスチャンを迫害していたのです。それが全くの間違いであり、神の御心に反することを行っていたと知らされたのです。自分はどこで間違えたのか、彼は自分の歩みを振り返る中で、神の御心と向き合ったと考えます。 そこでパウロは神の掟には「深み」があることを知ったのではないかと考えます。パウロ自身が属していたファリサイ派の人たちや律法学者たちは神の掟を守っていたかもしれません。でもそれは表面的に守っていただけで、神の掟の深みを知らず、それゆえ、実際には守っているとは言えない状態だった…