現生人類(ホモ・サピエンス)はアフリカで20~30万年前に生まれ、6万年くらい前に本格的にアフリカを出たとされる。「アラビア半島沿岸部を伝って現在のイラン付近に至り、そこを起点に、インドから東南アジア、オセアニア方面にむかう『南ルート』、中央アジアを経由してアルタイ山脈、東アジア、北アジア方面に向かう『北ルート』、中東、ヨーロッパに向かう『西ルート』で世界に拡散した」(Wikipedia)。 「『南ルート』の現生人類は、6万年前にオーストラリアへ渡ったと考えられ、オーストラリア北部で出土した6万年前の石器もこの事実を裏付ける。この場所に今でも残る神話が『創造主は海を越えて来た』という内容である…