人生の黄昏を思いながら見る加茂川の夕暮れ 京 都 ドイツの哲学者ディーケン(Deeken)は、「ユーモアとは、決して生まれつきの才能でもないし、裕福な家庭に生まれた恩恵でもないし、また、楽天家の持つ反応でもない」と言っています。 この意味するところは、ユーモアとは、人生を歩んで行くごとに獲得していく後天的才能・技術であり、どん底の人生を歩んでいる時にこそ使われる、人を救う「魔法」であると言う事です。 ある生徒が私に言いました。「でも、社会的に地位の高い人・社長さん等は、ユーモアのある人が多いよ。これは裕福な家庭に生まれた恩恵の証ではないの?」 私は即座に答えます。「それは逆ですよ。社長さん等に…