彼らの流儀 (新潮文庫)作者:耕太郎, 沢木新潮社Amazon今日は遅番だった。いつも朝、携帯する本を何にするか迷う。今日はふと沢木耕太郎の『彼らの流儀』を(読み切れもしないのに)携帯したくなったのでカバンの中に入れる。そしてイオンに行き、そこのフードコートで読み始めた。冒頭に書かれているとある野球選手について書かれた短いコラムに目が留まる。彼がプロの球界入りを決断したきっかけとして『ナチュラル』という映画を観る場面が紹介されていたのだった。そこでぼく自身のことに思いが至った。ぼく自身はこんな風に「自己決定」「自己責任」で、誰のせいにもせず自分が「肚」「腹」を括って決めたことというのはあるだろ…