-使徒の働き28章から学ぶ、人生の旅路と人とのつながり- 私たちの人生は、時に嵐の中を進む船旅のようなものです。予期せぬトラブルや試練に見舞われながら、それでも進むしかありません。聖書の中の「使徒の働き」28章には、そんな人生に重なるような物語が描かれています。信仰がない方でも、このエピソードから現代の私たちが共感できる教訓を見つけられるでしょう。 不確実性の中で生き抜く力 パウロという人物は、ローマへの旅の途中で船が難破し、マルタ島という見知らぬ地に漂着します。この状況を想像してみてください。見知らぬ場所で、頼れるものも少なく、何が起こるか分からない状況。それでも彼はパニックに陥ることなく、…