基本的に仏教は「一日一生」というよりも「一瞬一生」なので 本当は、余計なことに悩んでいる暇はない。 人間が、いきていると考えている現実の世界とは、結局 いわゆる「色即是空」の色の部分のことである。 「色即是空」の空の部分を、感じ取る事が仏教の胆の部分と言える。 それは、ニュートンの万有引力の法則の如く、 もともとそこにあった真理・法則で目の前にあるのだが、 それを見つけることは、難しい。 もし、明日あなたが死ぬことが決まっているとする。 その時初めて、空の部分を、感じ取る事が出来るのが人間なんです。