インドのブッダガヤで朝の托鉢にでかける修行僧たち 仏教がすすめる理想の生き方はどんなものでしょう? 山に籠もって全ての煩悩を打ち払う修行の日々でしょうか? 上の写真の僧侶たちのように毎朝托鉢をしてその日の糧を得、残りの時間は瞑想とお経の暗唱でしょうか? 日本にお念仏の教えを確立した法然房源空上人(法然上人)は、生き方、暮らし方に悩んでいた親鸞聖人に、「お念仏しやすい暮らしをしなさい」と勧めています。日常生活の雑音から離れて独りで暮らした方がお念仏しやすいなら山に籠もれば良いし、孤独に耐えられず念仏がおろそかになるなら町中で誰かと暮らせば良い・・・・ 法然上人は「お念仏しやすい」という明確な基準…