今まで綴って来た足跡はある意味、その時々で岐路に立ち、流れに任せながらも与えられたものや、その立場で出来る事を精一杯やってきた結果事を繋ぎ合わせて振り返ってきた。それには仕事や学業とプライベートの両面あり、常にそのバランスを取ってきた。 バランスと言っても、いつも五分五分と言う訳ではない。仕事や学業は他律的要素が強いので、常にロイヤリティは高くなる。何せ生きるための糧や評価を得る事がまずは最優先だからだ。 しかし、常に全力当投球と言うのは私自身の性分に合わない。忙中閑ありで、必ずプライベートを疎かにはしなかった。それは家族のイベントや世話も重視したが、仕事の次のプライムは武道であった。敢えて言…