関ヶ原の戦い@三重県(津・安濃津)、5回目です。 前回までのあらすじ 慶長5年、関ヶ原の戦いの直前。家康の命を受けて安濃津城に入った富田信高。伊勢上野城の分部光嘉が合流、松坂城からも増援、地侍の参加などもあり、計1,700名の兵となりました。周辺の住民も避難民として城に入ってきます。 diconoroshi.hatenablog.com 富田信高・分部光嘉が安濃津城に入るより少し前には、毛利勢を中心とする西軍が鈴鹿峠を越えて伊勢国に入り、安濃津城をうかがう地点にまで進出しつつありました。 西軍の部隊 慶長5年8月1日、家康の家臣・鳥居元忠が籠城する伏見城が落城します。伏見城攻めの中心となった毛…